白衣高血圧の特徴と治し方
白衣高血圧は病院の診察室などで高い血圧が計測されること言います。
別名白衣症候群、ホワイトコート症候群とも言います。
血圧は自律神経系の作用で変化し、精神状態に左右されます。
医師や看護師を目の前にすると緊張し、血圧が上昇することがあります。
本人の馴れや医療スタッフの態度などの配慮を必要とし、自宅で血圧を測定する習慣をつけることも大事です。
自律神経系の作用には差があり、朝や夕方に測定するとよいです。
白衣高血圧の逆の状態を仮面高血圧とも言います。
細菌の研究では短期間では正常血圧者とは全く変わりませんが、長期間見てみると持続性高血圧へなりやすいです。
心臓、脳血管障害、腎臓障害などに生じやすいことが発見されました。
定期的に病院でを受診して観察する必要があります。
白衣高血圧はすぐに薬を飲む必要はないですが、臓器障害ある場合は、薬物治療が考えられます。
定期的な運動や減塩、禁煙やイラつきを抑えるためにリラックス法を見つけることも重要です。
白衣高血圧の一番の治し方はリラックスすることです。
小さな病院だとすぐに測るため焦ってしまうことがあります。
ゆっくり落ち着いて測ったり、少しうろうろしたり、トイレに行ったりして落ち着かせることをしたほうがいいです。
試しに他の血圧計で図るのもいいです。
妊婦さんも白衣高血圧になりやすく、妊娠後期になると血圧が一気に上昇する傾向があります。
母体にも胎児にも影響があるのでとても危険です。
安静や塩分を控えるなどの生活を日ごろから行うとよいです。
どうしても緊張が止まらない場合は、深呼吸をするといいでしょう。
深呼吸をするとしないで差が大きいです。
病院の順番待ちでゆっくり深呼吸し、リラックスします。
脈拍も血圧もだいぶ下がります。
数値は日々変動するため、高い状態が続いているなら話は変わりますが、あまり考えすぎないことも血圧を下げるために必要です。
それでも病院での測定で血圧が上がる場合は、毎日自宅で測定した数値をメモと一緒に提出する方法があります。
そのほうが信憑性もあります。
