頸動脈プラークの治療「エパデール」とは!?

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頸動脈プラークとは、首の動脈内にコレステロールや中性脂肪等で構成された固まりが存在している状態のことです。
そういう状態ですと当然、動脈の内径は細くなっています。
そればかりか、いずれは閉塞してしまうことも考えられますので、頸動脈プラークだと、脳梗塞等の発症リスクが高くなります。
従って、頸動脈プラークであれば、治療を受ける必要があるのですが、厄介なことに、頸動脈プラークは血圧の上昇はあるものの、体調不良等といった自覚症状がありませんので、自分が頸動脈プラークであることに気づかない人も多くいます。
そこで重要となるのが検査です。
頸動脈エコーという超音波を用いた検査を受ければ、頸動脈プラークであるか否かは判明します。
従って、頸動脈エコーを受けることが、頸動脈プラーク治療の第一歩だと言えるのです。
頸動脈エコーは非常に簡単な検査であり、首に機器をあてるだけであって、ほんの数分で終了してしまいます。
痛みはなく、その他、体に負担がかかることもありませんから、是非とも受けておくべきです。

エパデールは、頸動脈プラークの治療薬です。
エパデールには血小板の働きを抑える作用がありますので、血液が固まるのを防ぎます。
また、中性脂肪を減らす作用もありますので、治療には非常に有効なのです。
ただ、血液が固まるのを防ぐことを目的にする治療と、中性脂肪を減らすことを目的とする治療とでは、用法が異なりますので、エパデールを処方されたら、用法を守って使用する必要があります。
また、血液が固まるのを防ぐということは、出血したら止まりにくいということでもありますから、エパデールの使用中、出血には要注意です。
例えば、歯の治療を受ける際には出血することがありますから、歯の治療を受けていたり、受けるつもりでいるのでしたら、医師に申告しておくべきです。
他にも、アレルギーや他に使用中の薬があるのでしたら、そのことも医師に申告しておくべきです。
そして、喫煙はエパデールの作用を弱めてしまいますので、使用するとなったら、禁煙した方が良いと言えます。
エパデールは比較的副作用が少ない薬ですが、もし何らかの体調不良が発生したのであれば、すぐに医師に相談するべきです。

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