頭痛や脳卒中などの原因となる高血圧の対処法

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高血圧とは、流れにくい血液を無理に押し流そうと、血管内に過剰な力が加わっている状態のことです。
詰まったホースに無理に水を通そうとすると、柔らかいホースの場合は、膨らんだりはちきれたりすることがありますが、血管でも同じことが起こります。
膨らんだ場合には、それによって周辺の神経が圧迫されて痛みが生じるようになりますし、はちきれた場合には、要は血管破裂ですから生命の危機となることもあります。
これらが脳で起こった場合には、頭痛が生じたり脳卒中で倒れたりする可能性もあります。
そのため高血圧は、適切な対処法で早めに改善しておく必要があります。
特に有効な対処法は、血中のコレステロール値を下げることです。
血中のコレステロール値が高くなると、それだけ血液は粘性を帯びて流れにくくなりますし、血管内に付着しやすくなります。
流れにくくなり、なおかつ付着により血管内が狭められることで、血管内に過剰な力が加わることになるのです。

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血中のコレステロール値を下げるには、食べ物に含まれているコレステロールを吸着して排出させてくれる繊維質を多く摂取することが有効です。
さらに、青魚や植物油などに含まれている不飽和脂肪酸を摂取することも大事です。
不飽和脂肪酸は、体内で溶けることで排出されるのですが、その際にコレステロールを吸着してくれるのです。
もちろん、運動によって脂肪燃焼率を高めることも効果的です。
こういった対処法により、血圧は徐々に下がっていきますし、頭痛なども生じにくくなっていきます。
しかし、重い物を動かしたりする時に全身に力を加えることで、一時的に血圧が上がり、頭痛が生じることもあります。
このような場合の対処法としては、体を横たえた状態で、頭をやや高くすることが有効です。
そうすると、頭に滞っている血液が体へと流れていき、頭痛がおさまりやすくなるのです。
また、高血圧と頭痛は肩こりが原因となっていることもあります。
肩や首の血行が悪くなることで、頭に血液がたまりやすくなってしまうのです。
そのためマッサージなどでそれらを改善させることも、高血圧の良い対処法となります。

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