「閉塞性動脈硬化症」病院の何科を受診するべき?
閉塞性動脈硬化症とはその名前からも分かるように、動脈硬化によって引き起こされる疾患になります。
そもそも動脈硬化とは本来はしなやかであるはずの動脈が硬くなったり、細くなったりしてしまうというものです。
年齢を重ねる事で発生する場合や、食生活や生活習慣の乱れが続く事等が原因となって発生する事があります。
閉塞性動脈硬化症はこの動脈硬化が下肢を中心とした四肢で発生し、その影響で様々な症状が起こるというものになります。
動脈硬化は性別や年齢を問わずに誰にでも発生する可能性がありますが、一般的に50歳以降の男性に多いと言われています。
そのため閉塞性動脈硬化症についても50歳以降の男性に発生する可能性が高いので、該当する場合には注意する必要があります。
上記したように閉塞性動脈硬化症は年齢を重ねた人や、生活が乱れている人等が発症しやすいとされています。
具体的な生活の乱れの例としては普段から脂質の多い食事をしている、運動をする機会が少ない等が挙げられます。
また高血圧や脂質異常症等の持病がある場合や、喫煙習慣がある人等は発症リスクが高くなります。
閉塞性動脈硬化症を発症した場合に現れる症状としては、下肢を例に取ると脚に冷たさや痺れを感じるというのがあります。
この状態から更に進行すると少し歩くだけで脚に重さや痛みを感じるようになり、長距離を歩き続けるのが困難になります。
ただし少しの休憩を挟むと重さや痛みが改善されて、再び歩けるようになるというのが一つの特徴となっています。
閉塞性動脈硬化症の治療については血管を広げる薬等の処方、生活改善指導等が行われる事が多いです。
ちなみにこの疾患の疑いで病院を受診する際に、病院の何科を受診するべきかで迷う人も少なくないと言われています。
中には病院の何科を受診するべきかで迷った末に、病院への受診そのものをしていない人も多いのです。
何科を受診するか迷って結局受診しないと悪化を招く事もあるので、予め何科が適切かを知っておく事も大切だと言えます。
では病院の何科を受診するのが正解かというと、血管に関わる疾患なので血管外科や循環器外科等が適切になります。
しかし近くにこれらの科がない場合に何科が適切かというと、外科と内科がある総合病院が良いと言えます。
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