高血圧の症状と治療薬エックスフォージ

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高血圧は日本で多く見られる疾患であり、およそ4300万人と推計されています。
食生活や高齢化の影響で、患者は増加すると言われています。

 

血圧は血液が血管壁を押す力のことで、血液が送り出される量と、血管壁の硬さによって決まります。
最も広く知られている血圧上昇要因の一つは、塩分の過剰摂取です。
血液中の塩分濃度が増加すると、濃度を下げるために水分をたくさん送り出さなければなりません。
結果的に血液量が増加し、血圧を上げることになります。
また、老化により血管壁が硬くなることも要因の一つです。

 

高血圧は自覚症状はありませんが、放っておくと動脈硬化を引き起こし重大な疾病につながる場合があります。
血圧が高い場合、早いうちに医師に相談することが大切です。

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高血圧の治療は、生活習慣の改善と薬物療法が行われます。
生活習慣の改善を優先し、血圧降下が認められなければ降圧薬を処方されます。

 

エックスフォージは降圧薬の一つです。
血圧上昇にはアンジオテンシン2が関わっており、この物質の作用で高血圧が悪化すると言われています。
エックスフォージには、アンジオテンシン2受容体を阻害する効果があるバルサルタンが含まれています。
また、血圧上昇に関わる物質にはカルシウムも挙げられ、カルシウムが流入することで血管収縮が起こります。
カルシウムの流入を阻害し血管拡張効果が得られる、アムロジピンも含まれています。

 

主な副作用としては、めまいや発疹などが報告されています。
めまいや発疹に限らず、体調の変化が見受けられる場合は医師に相談しましょう。

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