更年期高血圧の概要と対策

スポンサーリンク

若い頃は血圧が低くても、年齢を重ねると血圧が高くなってしまう人がいます。
一般的に年齢を重ねると動脈が硬くなってしまうので血圧は高くなる傾向にあるのですが、それとは別に、更年期高血圧という症状の可能性もありますから注意が必要です。
原因は、ホルモンバランスの乱れです。
年齢を重ねるにつれて女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少し、ホルモンバランスが崩れてしまうのです。
それによって、めまいや動機、イライラ等といった、いわゆる更年期特有の症状を発症してしまうのですが、それは、血圧にも影響を及ぼしているのです。
ですから、めまいや動機、イライラ等を感じるようになったら、血圧が上昇している可能性があることも意識した方が良いでしょう。
逆に、血圧が高くなっていることを知ることで、ホルモンバランスが崩れている可能性があることを知ることができるとも言えます。
ですから、40歳くらいになったら健康管理のために、自分の血圧を知る、つまり、血圧測定を日常的に行う必要があると言えるでしょう。

スポンサーリンク

もし、血圧が高めであるのならば、やはり最善の対策は医療機関を受診することとなります。
医療機関では薬物療法、及び、生活習慣の改善指導が行われます。
それらを守ることが、何よりの対策となります。
但し、自分でも行うことができる対策もあります。
注意すべきことと言っても良いでしょう。
それは、できるだけストレスを感じないようにすることです。
ストレスと血圧は年齢に関係なく、深く関係しています。
若い人でもストレスを感じれば、血圧は一気に上昇します。
その上昇は、通常は一時的なものなのですが、何度も上昇を繰り返してしまうと、慢性的に血圧が高くなってしまうのです。
ですから、ストレスを感じないようにすることが必要なのです。
何がストレスなのか、まずは、そのことを突き止めることが大切だと言えるでしょう。
ただ、突き止めることはできても、そのストレスから逃げられない場合もあることでしょう。
その場合は、リラックス手段を身につけることが重要になります。

スポンサーリンク